子どものための
地域還元イベント

シロでは2009年から10年にわたり、子どもたちとものづくりをテーマにしたお祭り「すながわジャリボリー」を主催してきました。北海道・砂川市にある自社工場の敷地内で行われたイベントには、市内外から毎年約3,000人の方々にお越しいただきました。開催するに至ったきっかけや、イベントに込めた想いをご紹介します。

イベントを開催するに至ったきっかけは、シロの前身であるローレル時代に受け入れた小学生の社会科見学にあります。入浴剤作りのイベントを通じて子どもたちと接する中で、将来の夢を具体的に持てずにいる子も多くいることを知りました。その体験を経て「子どもたちが社会に出て働くことを夢見て欲しい」というブランドプロデューサー今井の想いをもとに始まったのが、「すながわジャリボリー」です。ジャリボリーは、ジャリ+ジャンボリーを組み合わせた造語。砂利の採集とともに反映して来たこの土地の名前に由来して名付けました。

子どもたちが憧れの職業にであうきっかけになるイベントに

子どもたちが憧れの職業に出合うきっかけになるイベントに

イベントのメインは、子どもたちが憧れの仕事に挑戦できる職業体験です。仕事への情熱が伝わるよう、実際にその職業に従事するプロに参加していただくことにこだわり、市内外の企業・団体のご協力のもと、看護師、デザイナー、プログラマー、建築士、消防士など、20を超える様々な職業のブースを用意。多くの職業を体験することで、子どもたちはお給料として仮想通貨を稼ぎ、イベント内の飲食ブースで使えるシステムにしました。楽しみながら社会の仕組みを学び、社会の一員として働くことを夢見られるような体験ができるイベントです。

他にも、地元の学校や団体にお力添えをいただきながら、ものづくり体験や飲食ブース、ステージイベントも展開。市内外から約3,000人の方々にお越しいただくほどのビッグイベントに成長しました。

2019年に迎えた第10回目で開催は一旦終了しましたが、今でも地元の方から再開を望む声をいただきます。これからも形を変えて、次世代を担う子どもたちのため、地域のみなさんに感謝を伝えるための取り組みを続けていく予定です。