ブランドを、静かに守りつづける

内山 寿士 Hisashi Uchiyama

東京オフィス
コーポレート部門
社長室
2024年⼊社/愛知県出身

ブランドを、静かに守りつづける

社長室の内山寿士は、もうすぐ64歳。東京オフィスのスタッフの中では最年長グループの一人です。シニア採用枠で入社したという、SHIROの中では珍しい存在。若いスタッフが多い中で、会社に馴染めるのか、最初は不安を抱いたと言いますが、今では法務担当としてスタッフ全員から厚い信頼を得ています。内山はSHIROというブランドを知っていたわけではありません。転職先を探して、検索エンジンに“求人募集”、“シニア採用”というキーワードを打ち込んだところ、最初の画面に現れたのがSHIROの求人でした。最初に出会った求人であったこと、また、SHIROという名前がなんだか縁起が良さそうということでエントリーしました。面接の過程でブランドについて詳しく知り、入社してからブランドが好きになったと語ってくれました。

製品を手に取る人のことだけを
考えられる場所

SHIROでは、法務スタッフの前任者が退職することになり、新しいスタッフを募集していました。法務は経験が重要だと考え、シニア採用枠もオープンにしたところ、出会ったのが内山です。SHIROは若いスタッフが多いため、年齢が離れていると働きにくさを感じてしまう可能性がありました。しかし、彼は経験豊富ですが威張ることはなく、自分の考えを固持することもない。人柄の良さや柔軟性で会社に溶け込んでいます。

内山は以前に勤めていた会社で、上場を経験しています。上場準備は貴重な体験で、非常にやりがいがありました。一方で、上場することによって、会社の文化が変化する様子を目の当たりにしました。お客様のことを第一に考えて働けなくなることに違和感を抱いたと言います。いつの間にか株主のことを重視して働くシーンが増えたのです。転職先を探すにあたり、彼は葛藤を抱えていました。

「自分の経験を踏まえると、上場を考えている会社に転職すると力を発揮できるだろう。しかし、上場後の働き方には再び違和感を覚えてしまうのでは……」

そんなことを考えながら社長の福永との面接に臨み、「上場を考えているのであれば、お力になれると思います」と伝えたところ、「上場は考えていない」と言われました。その言葉を聞いたときに、この会社なら、製品を手に取る人のことだけを考えて仕事ができると確信して、SHIROに入社することを決めました。

守る人がいるから、挑戦できる

内山が担っている商標管理は、SHIROというブランドを管理する役割です。ブランドビジネスという特性上、知的財産権に関連する業務が多くあります。製品をつくる際にネーミングが他社の権利に抵触していないか精査したり、SHIROの権利を侵害している他の商品やサービスに対処したり、日々臨機応変に対応しなければならない仕事です。

ブランドは、育てるのはもちろん、守るのも大変です。SHIROのスタッフたちが日々の活動を通してブランドの信用を積み上げています。商標管理の仕事は、そのブランドを法的側面で傷つけないようにすること。法務の仕事は直接的に売り上げを生むものではありませんが、法務をおろそかにした結果、あとで大変なトラブルになることは多く、彼は、そうならないための番人でありたいと強い気持ちを持っています。法務がしっかり機能することで、ブランドは安心してアクセルを踏むことができる。また、何か問題が起こったときには法務がしっかりブランドを守る。やりがいがあり、同時に難しい仕事です。

SHIROは海外進出を加速させています。国が違えば、法律も違う。法律が根本から違うということはありませんが、細かな違いがたくさんあり、それを擦り合わせていくのはとても根気のいる作業です。お隣の韓国でさえ大変ですから、今後地域が増えていくと難しい局面も増えるかもしれません。しかし、新しいことが学べて、勉強になるのは間違いありません。60歳を過ぎても学べることはしあわせですし、まだまだ新しい景色を見続けていきたいと、内山は前向きです。

WRITER : SHIN SASAKI

PHOTOGRAPHER : MANAMI ISHIDA

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