農林水産省と「株式会社シロにおける木材利用拡大に関する建築物木材利用促進協定」を締結

株式会社シロは、2024/3/11(月)に農林水産省と「株式会社シロにおける木材利用拡大に関する建築物木材利用促進協定」を締結いたしました。

シロはブランドが誕生して今年で15周年を迎えます。私たちは今後、ものづくりと店舗づくりの2つにおいて、すべての資源の価値を見つめ直す「SHIRO 15年目の宣言」を表明し、地球や未来の子どもたちのために廃棄物ゼロを目指すことを取り組んでいます。
昨年4月末には創業の地である北海道砂川市に製品を製造する自社工場に、ショップ、カフェ、キッズスペースとラウンジなどを併設した人と環境に配慮した循環型の施設「みんなの工場」をオープン。この建物の外壁は北海道北竜町のカラマツの間伐材を製材した耳付きの板をワークショップに参加してくださったみなさんと取り付け完成させました。
また、今年4月にオープンする一棟貸しの宿泊施設「MAISON SHIRO(メゾンシロ)」など自社運営施設の建築・整備において、内外装や什器だけではなく構造にいたるまですべての材を山林の整備の過程で生まれる間伐材や皆伐材などの森林資源を積極的に活用し、本質的な森の循環に向き合い取り組んできました。

この度、「木材の積極利用によるCO2の排出抑制及び炭素貯蔵を通じた脱炭素社会の実現」「森林資源の循環利用による林業の成長産業化」を促進する農林水産省の取り組みやウッド・チェンジ*1の取り組みに賛同し、協定を締結いたしました。この協定に基づき、今後株式会社シロの木材活用の取り組みにおいて農林水産省による技術的な助言や情報提供をいただきながら、限りある森林資源を余すことなく活かす取り組みに努めていきます。

今後5年間においては、建築物における木材の活用について、以下の構想を掲げています。

  • 株式会社シロが建設する建築物において地域材を利用する設計を基本にし、新築の木造建築物では木造以外での新築や改修(店舗を含む)においても、可能な範囲で木質化に努めること。
  • 上記の建築において、間伐材を活用するなど、森の状況に合わせた材の利用及び林業家や製材所などとの直接取引など顔の見える関係での取引を行うこと。「どの山の、どの場所から伐った木であるか」追跡できるようにすること。
  • 合法伐採木材等の流通及び利用の促進に関する法律(「クリーンウッド法」)第2条第2項に規定する合法伐採木材等の利用を促進すること。
  • 農林水産省と連携し、木材利用の意義や方法・メリットについて、自社の発信物や公式サイト等で積極的に発信をしていくこと。

日本の国土の70%が森林面積であり、今後も弊社の企業理念である“世の中をしあわせにする”ことを実現するため、自然の恵みである間伐材、皆伐材や端材など価値ある森林資源を積極的に活用する建築の推進、ならびに情報発信により一層取り組んでまいります。

*1 「ウッド・チェンジ」とは、建築物を木造化・木質化する、身の回りのものを木に変える、木を暮らしに取り入れるなど、木の利用を通じて持続可能な社会へチェンジする行動を指します。