ブランドの成長とともに、製品やパッケージも進化してきました。見た目は違えども、素材への敬意に変わりはありません。前身ブランド「LAUREL」の時代に愛された懐かしのアイテムから、現在のSHIROに至るまで、ブランドの歴史とともに、パッケージの移り変わりをご紹介します。
素材のイメージを伝える
シンプルパッケージでデビュー!
OEM事業を経て2009年、「自分たちが毎日使いたいものをつくる」という想いを胸に、自社ブランドLAUREL(ローレル)を立ち上げます。ヴァーベナやローズなど、こだわりの素材のイメージを伝えるシンプルなパッケージでデビューしました。まるでフラスコを思わせるようなシャンプー・リンスのボトルが印象的です。このとき、地中海で使われているローレル(月桂樹)と出合い、紆余曲折を経て日本で初めて直輸入することに成功。素材の良さを最大限に活かすため、できるだけシンプルに配合するSHIROの製品づくりの信念は、創設当時から現在に至るまで、大切に受け継がれています。直営第一号となる札幌ステラプレイス店は、香りにこだわったボディケアアイテムをはじめ、80アイテムを揃えオープンしました。
香りが想像しやすいパッケージへ
人気フレグランス“サボン”登場
数々のフレグランスアイテムのほか、アロエエキスを濃厚に配合したフェイスミストやマスクなどもデビュー。現在でも根強い人気を誇る『サボン ボディコロン』が誕生したのも、このときです。ブランドを知らない方にも気軽に手に取ってもらえるようにと、ラベンダーならパープル、ミントならブルーなど、香りをイメージしやすいカラーをベースに、パッケージは親しみやすいデザインへと生まれ変わりました。
「sozai LAUREL」がスタート素材の
ルーツである“産地”を記載
海外にも優れた素材はあるけれど、日本、そしてブランドが生まれた北海道には素晴らしい素材があるということを再認識し、2011年にブランド初のスキンケアライン「sozai LAUREL」をスタート。もともとは副産物であったり、見た目などの問題から食用としては使えなかったりする素材も、たくさんの栄養を持っていることに着目し、「がごめ昆布」や「酒かす」を活用した製品づくりをスタートしました。このとき、エシカルなものづくりがブランドの核となり、パッケージは、その真摯なものづくりを表わすような端正な装いとなりました。一目見て何の製品なのか、産地がどこなのかをあえてわかりやすく記載しています。
ものづくりへの姿勢を体現した
洗練された印象のパッケージへ
素材の良さをシンプルに伝えたいという想いを込めて、パッケージもシンプルなデザインへと一新。製品のもつイメージをパッケージデザインでも表現し、洗練された印象に。お客様からの熱い要望に応え、一時は廃盤となったサボンシリーズが「サボンアゲイン」として復活しました。
LAURELからshiroへ無駄を削ぎ落とし、シンプルに
LAURELからshiro(シロ)へとブランド名を変更するとともに、よりシンプルに、一切の装飾を削ぎ落としたパッケージが誕生しました。2015年、生産者がつくるおいしい食材や加工品を取り扱う、食のセレクト「shiro life」がスタートし、翌2016年には海外第1号となるKing’s Road店がロンドンにオープンします。よりシンプルになったパッケージの製品を携えて、ブランドをより多くの方へ発信するための活動にも本格的に取り組みはじめました。
強い意志を感じるパッケージへブランドの想いを世界へ発信
shiroからSHIROへ。ブランド誕生から10年のアニバーサリーイヤーに、ロゴとパッケージをリニューアルしました。SHIROはさらなるグローバル展開を進めています。SHIROの想いがつまった製品の魅力を世界中に広めるため、シンプルさはそのままに、大文字のロゴとネイビーカラーが存在感を引き立たせる、大胆なイメージのパッケージを完成させました。