INTERVIEW01
「働くとは、傍(はた)を楽(らく)にする」という社長の言葉が支え
髙橋 奈央実Naomi Takahashi
リテールマネジャー| 2019年新卒入社
Q.SHIROに入社した理由を教えてください。
新潟出身で、大学進学をきっかけに上京しました。
大学入学当初は、母親が海外出身ということもあり、海外にルーツがある日本在住者に関わる仕事ができる地方自治体に入りたくて、公務員になろうと考えていました。しかし、いざ就職活動の時期を迎えると、“自分が好きなことを仕事にしてみたい”という気持ちが芽生え始めました。
中でもメイクアップは、わたしにとって自信が持てる分野であり、いつも心の支えになっていたことに気付きました。そこで、化粧品業界を中心に求人情報を調べ始めたとき、シロに出会いました。
会社説明会で、シロが大切にしているものづくりへのこだわりと、描いている未来に共感し、「シロで働いている自分が想像できる」と感じて入社を決めました。
Q.SHIROでの経歴を教えてください。
SHIROでは新卒内定者向けのアルバイトがあり、当時店舗があった東京ミッドタウン日比谷店とNEWoMan新宿店で働きました。
初期配属の伊勢丹新宿店では、百貨店のお客様が求めるきめ細やかな接客を勉強し続ける日々でした。製品の魅力はもちろんですが、ブランドの価値をお伝えするのもわたしたちの大切な仕事なのだと、この店舗で働く経験を通じて学びました。
また、新卒社員の3か月面談で会長の浩恵さんと社長の福永さんとお話ししたときに、「人の顔色を伺いすぎず、言いたいことをはっきり言っていいんだよ」と声をかけていただき、背中を押されたのを覚えています。
その日から自分の強みを見つめ直し、販売スタッフに向けて季節のヘアケア・ボディケア・メイクアップの知識をまとめた資料を、社内の掲示板に毎週掲載し始めました。
その後、表参道本店の店長を経て、伊勢丹新宿店の店長になり、2024年には複数店舗を担当するリテールマネジャーに任用*され、現在は首都圏を中心に5店舗の担当をしています。
*任用=本人の意向をふまえ役職を任せること。
Q.入社して身についた考え方は?
“自分の周りで起きていることは、良いこともそうでないことも自分ごととして捉え、前に動かしていく”です。
学生時代と違って仕事では、試験で100点を目指すといった明確な正解がありません。特にシロは、「あるべき姿」よりも「ありたい姿」に向かって、自分で解をつくっていく風土の会社です。
それゆえ、社歴に関わらず、経験したことがない仕事を任されることも多いですし、失敗することも頻繁にあります。でも、そうした失敗によって気づきが得られるし、前を向くことができるのだと思います。
Q.これからやっていきたいことを教えてください。
リテールマネジャーの仕事をさらに極めたいです。
これまでは百貨店や路面店を中心に担当してきましたが、今後は売上の大きな店舗で、より多くのお客様や、働く仲間たちと関わっていけたらと思っています。
そして、このページを読んでくださっている学生の方々で、人と関わることが好きな方にはぜひ、販売職(ビューティーアドバイザー)を経験してほしいです。
人と向き合うことの面白さが販売の仕事にはたくさんあって、スタッフが10人いたら、10人分の考え方や、目指す姿があります。
かける言葉ひとつで目の前のスタッフの未来がひらけて、自分もお店も成長できる――そんな瞬間をたくさん見てきました。
何よりわたし自身が、社長である福永さんの言葉に支えられています。
中でも「働くとは、傍(はた)を楽(らく)にすること」 という言葉は、自分の軸になっていますし、マネジャーという存在はそうあるべきだと思っています。
わたし自身が前に出なくても、スタッフが成果を出せる環境をつくったり、仕事を通して自信が持てるよう、サポートし続けていきたいです。