INTERVIEW02
社歴に関係なく、
今の自分にできることをやり切る
椙本 龍Ryo Sugimoto
海外支援グループ| 2020年新卒入社
Q.SHIROに入社した理由を教えてください。
愛知県出身なのですが、大学時代は大分県で、生徒の半分を留学生が占め、英語で授業を受けるという環境で学んでいました。
高校2年生のときにニュージーランドに1年間留学したことで、日本以外の文化に触れられる場所、自分の興味関心が持てる場所で過ごしたいという気持ちがあったからです。
就職活動においても、自分が好きなものを軸に、化粧品業界の求人を探していました。
その頃、シロの存在は知っていたけれど、製品はまだ使ったことがなかったんです。
友人からプレゼントでもらった『酒かす集中パック』の良さに惹かれて、そこから興味を持ち会社説明会に参加しました。
当時の化粧品業界は、職種が販売職のみに絞られていることも多く、男性が受けていいものかわからなかったのですが、シロは総合職採用で性別問わず応募できたので、挑戦しやすかったです。
Q.SHIROでの経歴を教えてください。
新卒内定者にはアルバイト期間があるのですが、わたしは夏休みと冬休みの帰省中に、当時店舗があった大名古屋ビルヂング店で働きました。
入社後は新型コロナウイルスが流行し始めたばかりで、世の中の情勢に合わせて働き方も配属先も変化が多かった頃。
まずはNEWoMan新宿店に配属され、その後ルミネ池袋店で勤務し、さらに入社4か月後には、経営企画グループに異動になりました。
ここでは売り上げのモニタリングやフォーカスアイテムの売れ行き分析など、Excelを使った業務の他、社員総会といった社内イベントのオーガナイズまで全社的な視点で働いていました。
社長直下の部署でしたが、社長の福永さんも同じ部署の先輩も信頼して仕事を任せてくれる環境でした。でも、言われたことをやるだけでは前に進めないという新人ならではの葛藤もありました。
その2年後には、製品をパッケージレス化するというブランドとして大きな決断をした場面で、在庫管理チームを兼務したり、Amazon公式ショップで起きている不具合に着手したり、イギリス店舗のスタッフと連携をとるなど、各所とのハブになる仕事が自然と増えていきました。
現在は海外支援グループに所属し、イギリスや台湾の実店舗の他、これから展開を目指しているエリアへの出店準備に携わりながら、海外のお客様にSHIROを届けるために日々力を注いでいます。
Q.入社して身についた考え方は?
入社して間もない販売職時代の数か月は、緊急事態宣言下でそもそも施設が営業していない日が多々ありました。
そこで、自分にできることを考え、12種類あるSHIRO PERFUMEシリーズの成り立ちや背景をまとめた資料を作成し、スタッフにナレッジ共有をしながら自身も知識を蓄えていきました。
その結果、パフュームの売り上げが2か月連続で全国1位という成果に繋げることができました。「社歴に関係なく、今の自分にできることをやり切る」という考え方は、ずっと大事にしています。
また、経営企画グループに異動後、社長や先輩とともに仕事をする環境下に身を置いても、新人だからという甘えを持たず、何のために、なぜやるのか、この仕事はどこに繋がるのかという目的から具体的に逆算する力や、一度任された仕事は必ずやり切るという当事者意識が持てるようになったのも大きかったです。
当時の上司から「失敗したり、うまくいかないことがあっても、あるべき形にもっていくために考え続けること、そして動き続けることを忘れなければ大丈夫」と言われたことが、現在もあらゆることの判断軸になっています。
Q.これから挑戦していきたいことを教えてください。
海外チャネルの存在を今以上に大きくしていきたいです。
日本以外でもSHIROを知ってもらうための種まきを続け、将来的には今以上に良い形で社内での存在感を高めて、ブランドに寄与していきたい。
課題解決にやりがいを感じる性格なので、まだまだ手が届いていない領域に道をつくって、アプローチし続けようと思っています。
そのためには、自分自身が社内の誰よりも考え抜いて、自分の言葉で周りを巻き込んでいく必要があります。当たり前のことを当たり前にやる。
そして、期待を超えるために想像力を働かせて、常に全社的な視点をもって業務に向き合っています。
海外チャネルの伸びしろを感じているからこそ、その時々で起こる想定外の出来事も楽しんでいきたいです。