SHIRO HUMAN | シロはチャレンジした自分に、喜びと誇りを与えてくれる場所

SHIRO HUMAN ⼩⻄ 晃弘 Akihiro Konishi
製造管理グループ
2022年⼊社

好きなアイテムは「ラワンぶき化粧⽔」。30代⼿前に⽔疱瘡にかかり、弱っていた肌の調⼦がすこぶる改善。
頭⽪の気になるニオイを抑えてくれる「ニーム頭⽪クレンジングオイル」もスーッとする使い⼼地がお気に⼊り。疲れた時や、気持ちを切り替えたい時に使っています。

強い思いと
実⾏⼒に感動。

丸20年勤めた会社を辞めて、シロに転職してまもなく1年になります。会社に残ってステップアップを⽬指すか、別の世界を⾒てみるか悩んでいた時期がありました。販売やマーチャンダイザー/ディストリビューターとしてスキルアップしていった最後のほうの業務で、調達や原価構造などにも携わるようになり、もっと⼯場や製造についてより深く知ってみたいという気持ちが湧いてきて転職を決意しました。
シロのことは仕事を通して知ってはいたのですが、転職エージェントから紹介されたときに、改めて会社の活動や背景を調べてみたんです。すると、ものづくりにすごい想いを込めていることや、社会貢献、創業の地である北海道砂川市を発展させていくための活動「みんなのすながわプロジェクト」にも感動しました。夢を⼤きく語ったり、⼤⾵呂敷を広げて良さそうなことだけを発信したりするのは簡単ですが、シロは⾝の丈にあったというか、⾃分たちに出来ることを本当に実践している姿に⼼の底から惹かれ、⼊社を決意しました。

スピード感のある現場で
波にのれる⾯⽩さ。

シロに⼊社して⼀番に感じたのは、スピード感。本当にすごいなと思いました。前職は規模が⼤きかったこともあって、何かを決めるのには稟議をいくつも通す必要があったり、部署間の擦り合わせが必要だったり、海外進出を⾒据えての試験を重ねたり…。新製品がかたちになるのにどんなに早くても半年、1年はかかる。それが3ヵ⽉もあればどんどん新しいものが⽣まれている様⼦を⽬の当たりにして思ったのは、スピード感に⾞酔いしそう!ということ。やばいぞ、振り落とされないようにしなくちゃと思いました。これが、超⾯⽩いんです。

今は在庫管理チームに在籍しています。⼀⾔でいうと、直営店舗やオンラインストアなど各チャネルへの出荷業務。在庫から直営店舗へ送る数やオンラインストアに割り当てる数などを調整します。たとえば、100個の製品があるとします。オンラインストアの在庫を50個に設定したところ、直営店舗から70個の注⽂が⼊りました。そこで、どうするかを考えるのです。オンラインストアの在庫を20個減らして店舗に回すこともできますが、そういう単純な話ではないんです。直営店舗の在庫をチェックしたり、過去の売上を⾒たりしながら、本当に70個でいいのか、それとも50個納品するほうが良いかというような判断もします。どうやって決めるの?と聞かれますが、このスキルは筋トレのようにだんだんと培われていくものだと僕は思っています。⽇々の積み重ねですね。

いいと思ったことが
すぐに⾏動に移せる喜びがある。

⼊社して早い段階で⼿掛けたのが、売上の動向を単品ごとにわかる⼀覧表づくりでした。全製品の3週分の売り上げを直営店舗とオンラインストアの合計で出し、直営店舗や倉庫の在庫を⼊れたエクセルのシートです。どの製品が⼀番売れているとか、在庫はいくつあって、いつごろなくなりそうだとか、必要なデータを網羅するようにしました。シートをつくろうと思ったのは、これまでの経験からデータを扱うことに対するノウハウの蓄積があったのと、もうひとつ、勝⼿な押し付けかもしれませんが、店舗スタッフの役に⽴てたらという気持ちもありました。

⾃分が勤める店舗だけではなく、全体を把握することも必要だと思ったんです。「売れているらしい」という肌感覚でしかなかったものを数字という形で⾒せてあげたいと。元々は⾃分⽤からスタートしたものですが、みんなにも役⽴ててもらえたらなという気持ちです。まず東京オフィス内に共有しようと決めたときは、⾃発的に始めました。会社に関わることを⾃分で決めて実⾏に移せるというのは、これまでにない経験でしたし、なかなかできないことだとも思います。⾃分でやりたいと思ったことをやらせてもらえるという⾵⼟が、シロのスピード感にもつながっているのかもしれません。つくったシートに僕の気づきを少し書き添えて全員に共有したところ、店舗を管理するマネジャーから「とても役⽴っていて、助かっています!」と、お礼を⾔われたときはすごく嬉しかった。やってみてよかったなと。

データを活かして
無駄をなくしていく。

今後の⽬標としては、無駄をなくすこと。情報を共有して連携することで、製造グループへの提案をどんどんしていきたい。たとえば今回は500個納品予定のところ、注⽂が溜まっているから700個つくってほしいなど。そういうリクエストは、現場のリアルな数字を相⼿にしているからこそ⾔えること。⽋品でお客様にご迷惑をかけることがないようにもできますし、つくりすぎて在庫を滞留させることを防ぐこともできます。今後⼀番なくしたいのが廃棄。化粧品は消費期限があるものですから製品そのものもそうですし、ボトルやキャップなど資材の無駄をひとつでも減らしたい。いや、ゼロを⽬指さなくてはいけないと思っています。システムが異なる海外の店舗も展開しているなかで、とても難しいですが、逆にやりがいがある仕事。ひとつずつクリアしていきたいです。

WRITER : MIKIKO TAGUCHI

PHOTOGRAPHER : KEITA SAWA

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