製品ができるまで|白樺2026
今年で5年目を迎える、旬シリーズ「白樺」。
発売当初から森の健全な循環のために間伐された、白樺の枝葉を活用したものづくりに取り組んでいます。今回は、私たちがこの製品を通じて皆様にお伝えしたい森の現状や、100年先を見据えて森を育てる人たちの想いについてお話しさせてください。
6月初旬、連日雨が続いた北海道の森で今年も間伐が行われました。
森にとって必要な日光が地面まで届くよう、樹木を間引くことで過密状態を解消し、森の健全な循環のために行う間伐。倒木や枝葉はやがて土に還り、生き物や次の世代の木を育てるため、森にとって欠かせない恵みとなります。しかし一度に発生する量が多いと、その循環や次の整備の妨げに。そのため、まず森に残す分を決め、放っておくと過密になってしまう余剰分だけをものづくりに活かしています。
今年はより多くの間伐された枝葉を製品に活用できるよう、生の若葉を煮出すことで抽出したとろみエキス*1を活かした『白樺フェイスマスク』が新登場。例年ご好評をいただいている『白樺フェイスミスト』は、若葉の蒸留水*2の配合量を増やし、より白樺の甘く穏やかな香りをお楽しみいただけるよう進化しています。
また2025年からは、私たちのものづくりが、よりよい森林環境のための研究活動および、森を育てる次世代の育成につながれば、という想いから北海道愛別町と江丹別町の森に加え、北海道大学が管理する「雨龍研究林」の白樺も製品に活用しています。
愛別町の森を管理する福山さんと雨龍研究林は、“森の本来あるべき美しい姿を残し、未来へとつなげる”森林活動の実現を目指しています。それは、森の状況にしっかりと目を向け、必要な場所に必要なだけの手を加えること。
現在の日本の林業は、国からの補助金に頼って整備をすることがほとんど。そのため、補助金が入ってから、どう森を整備していくのかを考えるのが主流です。しかし本来は、まず森の状況を見て、必要な手を考えるのが自然の流れのはずです。“採らない勇気”をもち、人の都合ではなく森の生態系を優先した判断を自分たちの意思でしていくこと。それこそが100年単位で森を見つめたときに、一番森のためになっていくと考えています。
しかし、その実現には森の自由度を保つために国からの補助金に頼らず、森を育てる人たち自身が経済力をつけることが必要不可欠です。現在、この旬シリーズ「白樺」や、同じく北海道愛別町の森で自生した「ヨモギ」を使用したスキンケアを手にしてくださっているお客様の存在が、まさにその力になっています。お客様に森の恵みを活用した製品をご購入いただくことが、森を育てる人たちの支えとなり、豊かで健全な森づくりへとつながっているのです。
これからもSHIROは、森からいただく恵みを余すことなく製品に閉じ込め、お客様へお届けすることで、お客様とともに森の健全な循環を育み、未来へつないでいきたいと思っています。
ご紹介した旬シリーズ「白樺2026」
*1 シラカンバ葉エキス/保湿成分 *2 シラカンバ葉水/保湿成分