SHIRO HUMAN | シロは何でもできる、わたしのステージ

SHIRO HUMAN林 佳苗 Kanae Hayashi
リテール部門2グループマネジャー/SHIRO BEAUTYスタッフ
2011年入社

好きなアイテムをひとつに絞るのは本当に難しい。殿堂入りは「がごめ昆布美容液」。
そしてもうひとつ「酒かす米ぬか美容液」。 浸透の良さもありますが、言葉では説明できないくらいの使用感でオールシーズン無敵!

はじまりは、
北海道と情熱から。

最初にシロを知ったのは、地元の友人から入浴剤をプレゼントしてもらったこと。「北海道の会社なんだよ、砂川にあるんだよ」って教えてもらい、興味を持ったことがきっかけです。面接に行ったら、「北海道出身なの?いいじゃん!」という感じで、あっさりと採用されたのが12年前。アルバイトの販売員としてのスタートでした。北海道という信頼感だけで受かったのですが、実はわたしもシロが北海道の会社だったから受けていました(笑)。

最初は週3日からスタート。入社後、わたしはスキンケアの製品にどんどんのめり込みました。「酒かす化粧水」にハマって、月に4本使ったことも。そして、スキンケア専門のお店をオープンするタイミングで店長に抜擢いただき、社員になりました。当時はまだまだ小さな規模で、お客様が0という日もあったのは苦い思い出。なので、未だになんでこんなにも人気になったのかは信じられないくらい(笑)。それに、店長といっても、まだ人数も少なく、人をまとめる器というよりも、スキンケア愛と情熱だけで評価していただいた感じなのだと思います。当時はブランドとしても製品数はまだ少なく、みんなで試行錯誤しながら販売をしていました。その当時は、新製品がリリースされても、店舗に製品だけが届くんです。さてどうやってご案内しようかなって、店舗のみんなで知恵を出し合い、自分たちで使って試しながら、販売方法を考えていった時代でした。でも「ぜひ一度使ってみてください、使えばわかるので。本当にいいんです!」ってそれだけだったかも。販売テクニックなんて、誰も持ち合わせていませんでした。

もっともっと
シロのよさをお届けしたい。

わたしはお客様に、自分の好きなシロの製品 を提案したり、共感いただいたりするのが本当に好きなんです。店長のあとに東京オフィスの仕事もするようになっても、こっそり店頭に立っていたんですよね。様子を見ながら半々でやっていたのですが、「そろそろシフトに入るのはやめて、お店を俯瞰して見てほしい」というお達しがあり、そこから完全にマネジャーとしての役割に徹することにしました。

そんななかで転機が訪れたのは、コロナ禍になって、店舗にも行けず、お客様にも会えなくなって、手掛けたインスタライブでした。やってみると、一方的な発信が心配でしたし、本当に伝わっているのかな?という不安も。

だから、よりリアルに、もっと直接的に伝えたい!という気持ちがどんどん湧いてきて、セラピストの勉強を始めることにしました。お客様に製品の良さを、きちんと伝えられるような技術を身に付けたかったのです。 単純にセラピストになりたいというわけではなくて、シロの製品をもっと正しく使えるようになるために。そのために、技術を教えてくださる先生を見つけて、教えてくださいと頼み込みました。会社には「自分のお金で勉強するので、いいですよね?」と半ば強引に許可をいただいて(笑)。それから休みの日は、朝8時から4時間のレッスンを半年くらい続けました。

好きを極めたら、
新しい道ができた。

フェイシャルの技術を身に付けたいという想いでスタートしましたが、明確なゴールがあったわけではありませんでした。ただ、スキンケアが好きで、知りたい、学びたいという気持ちでしたね。それを、やってみれば?と、背中を押してくれた会社に感謝ですね。

そして、そろそろ技術も仕上がってきたかな、というタイミングで浩恵さん(今井会長)に試してもらったんです。そしたら「意外といけるじゃん!」って言ってもらえて。嬉しかった。

その後、ヘアサロンとしてオープンしていた『SHIRO BEAUTY』のメニューにボディ&フェイシャルスパのメニューを加えていただきました。
そうして、1人ひとりのお客様にシロの製品の魅力を、もっと体感を交えながらお伝えすることができるようになりました。とはいえ、お店にも行きながら、予約が入ったらスパに入るという体制ですが、ありがたいことにたくさんのお客様から支持をいただいて、『SHIRO BEAUTY』にいることのほうが多くなりました。

みんなにも
好きを見つけてほしい。

社内ではきっと「林は好きなことばかりやっている!」と思われているのですが、一緒に働くスタッフたちを育てていくことにやりがいを感じていて、今考えているのは、どうやったら店舗のスタッフが長く楽しく働けるかということ。わたしは12年働いていてもずっとシロの製品が好きでワクワクし続けているんですが、ふと周りをみると、あれれ?どうした?ワクワクをどこかに置いてきた?と思うこともたまにあって。

これまでわたしは自由にやってきて、本当に楽しい。だから、同じような気持ちをもって働ける仲間をたくさん育てられたらと思うんです。会社の規模も大きくなり、求められることも変わってはきているかもしれないけれど、枠にはまったやり方ではなくて、本当にやりたいこと、楽しいことを見つけてほしいなと思うんです。そしてその背中を押してあげたい。シロはそれが叶う場所だから。

WRITER : MIKIKO TAGUCHI

PHOTOGRAPHER : KEITA SAWA

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