製品ができるまで|ホーリーバジル 2026

広島県東広島市 ひなた農園

素材との出会いから始まるSHIROのものづくり。日本各地の生産者さんとともに、自然が育んだ素材の恵みを最大限に活かす製品開発に取り組んでいます。
旬シリーズ「ホーリーバジル」は、今年で6年目。毎年この素材と向き合うたびに新たな発見がありますが、今年は特に、そのたくましい生命力に魅了される年でした。
そんなホーリーバジルの恵みを詰め込んだ新製品「頭皮クレンジングオイル」と、畑に漂う香りを閉じ込めた「オイルインウォーター」ができるまでのストーリーをお届けします。

ホーリーバジルは、インドでは「トゥルシー」とも呼ばれ、古くから人々の暮らしの中で親しまれてきた植物です。清々しいハーブの香りの中に、ほのかな甘さとスパイシーさをあわせ持つのが特徴で、厳しい環境の中でもたくましく育つ、生命力の強い植物でもあります。夏の強い日差しを浴びながらぐんぐんと葉や茎を伸ばし、収穫後も繰り返し花を咲かせるたくましさは、この植物を語るうえで欠かせない魅力です。

しかし、植物は毎年同じように育つわけではありません。雨の量や気温、日差し、その年に起こるさまざまな自然の変化によって、葉の大きさや育ち方、そして香りも少しずつ変わっていきます。

今年もホーリーバジルの畑では、自然の厳しさを痛感させられる出来事がありました。でも、それは同時に、ホーリーバジルの生命力の強さを改めて実感する機会でもありました。

大雨のあとに広がっていた景色

SHIROのホーリーバジルを育ててくださっているのは、広島県東広島市にある「ひなた農園」さんです。農園を営む日向さんご夫妻は、おいしくて身体にやさしい食べ物を届けたいという想いから、自然豊かな土地で、農薬を使わず無化学肥料での野菜づくりに取り組まれています。

ホーリーバジルの生育期間である6月。今年は雨が降らない日が続いたと思えば、月の後半には畑が水に浸るほどの大雨に見舞われました。水はけのためにつくった溝も崩れてしまうほどで、根腐れの可能性が心配される中、雨が上がったあとに畑を訪れると、そこにはいきいきと葉を広げるホーリーバジルの姿がありました。

長年ホーリーバジルを育ててきた日向さんも、改めてその生命力の強さに驚かされたそうです。そのお話を伺った私たちもまた、今年ならではの素材のパワーを存分に感じていただける製品を、皆様にお届けしたいと思いました。

ホーリーバジルの収穫の様子の写真

収穫も乾燥も、1本1本と向き合いながら

ホーリーバジルが旬を迎えた7月。収穫作業は、空がうっすらと明るさを帯びる日の出前からスタートします。日差しが強くなる前のこの時間は、ホーリーバジルがたっぷりと水分を蓄え、みずみずしさを保っているとき。そして、1日の中でも最も香りが冴えわたる時間です。

まだ静かな朝の畑には、足を踏み入れる前から爽やかなホーリーバジルの香りが漂います。そして収穫が始まり、葉や茎に触れていくと、清々しさの中にほんのりと甘さを感じるホーリーバジル特有のフレッシュな香りが、より一層畑いっぱいに広がっていきます。

ホーリーバジルは蒸留用と、乾燥用に分けて収穫します。蒸留用のものは、穂先から30〜40cmほどのところでカットし、フレッシュな状態のまま蒸留所へ運びます。こうすることで葉や茎の青々とした爽やかな香りをたっぷり製品に詰め込むことができ、より畑そのままの香りに近い蒸留水や精油が生まれます。

まだ日が昇り切らない早朝の畑には、収穫のハサミの音が心地よく響き渡ります。

一方、乾燥用のものは、太い茎があると乾かすのに時間がかかるため、花の部分を中心に20cm前後でカットします。乾燥に時間をかけすぎてしまうと、葉の酸化が進み、香り成分も薄くなってしまうからです。

乾燥時間も一律ではありません。その日に収穫した葉がどのくらい水分を含んでいるのか、穂先が多いのか、葉が多いのか。都度状態を観察しながら調整しています。こうした細やかな作業によって香り高さが保たれ、オイルに漬け込んだときに濃厚な香りを抽出することができるのです。

ホーリーバジルの乾燥の様子の写真

さらに今年は、乾燥温度についても改めて見直しました。乾燥温度をより高温にすることで、葉の鮮やかな緑色も損なわれにくいことが分かりました。

手間暇はかかりますが、こうした一つひとつの工程にこだわることが、ホーリーバジルの魅力を最大限に引き出すことにつながるのです。

ホーリーバジルの生命力を詰め込んだ2つのアイテムが誕生

大雨を乗り越え、夏の太陽を浴び、力強く育ったホーリーバジル。その恵みを余すことなく詰め込むことで生まれたのが、旬シリーズ「ホーリーバジル 2026」です。

初登場となる『ホーリーバジル頭皮クレンジングオイル 2026』は、夏の紫外線や皮脂、冷房による乾燥などによってダメージを受けた頭皮をケアしながら、やさしく漂うホーリーバジルの香りをお楽しみいただけるアイテム。そして『ホーリーバジルオイルインウォーター 2026』は、早朝の畑で摘んだホーリーバジルのみずみずしさと香りを、ダイレクトに感じていただける1本に仕上げました。

『ホーリーバジル頭皮クレンジングオイル 2026』と『ホーリーバジルオイルインウォーター 2026』

植物の育ち方も、畑を取り巻く環境も、毎年少しずつ異なります。実際に素材に触れ、香りを確かめ、その年に合わせてつくり方を変えていく――それが、日向さんとSHIROが大切にしている、自然の都合に合わせたものづくりとの向き合い方です。

ぜひ製品をお手に取っていただき、今年ならではのホーリーバジルの香りと魅力を、存分にお楽しみいただけたら嬉しいです。

ご紹介した旬シリーズ「ホーリーバジル 2026」

ホーリーバジル 2026

朝摘みのホーリーバジルの香りと生命力を詰め込んだ、旬シリーズ「ホーリーバジル」

ホーリーバジル頭皮クレンジングオイル 2026
80mL 7,150円(税込)

ホーリーバジルオイルインウォーター 2026
120mL 8,800円(税込)